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山崎

  1. 2010/05/07(金) 01:45:13|
  2. お出掛け|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0
山崎
 皆様、GWはいかがお過ごしになりましたでしょか。

 あたしはずっと行こう行こうと思っていた場所に
 やっと行ってきましたです。






 
なんて書き出しにしてみましたが、人によってはまだGW中なんですよねえ。
ま、かく言うあたしもまだ半分お休みみたいなもんですが。



さて、一昨日の5月4日、サントリーの山崎蒸留所に工場見学に行ってきました。

ウィスキーを飲まない人でも、「山崎」という名前のシングルモルトウィスキーの名前を
どこかで聞いたことがある人は多いんじゃないかと思います。

その名前は、日本最初のウィスキー蒸留所であるこの「山崎蒸留所」から付けられたものなのです。


スタート地点。
 工場見学は、基本的に毎日開催されてます。
 時間も10時〜15時の毎時ちょうどから、計6回もあります。

 この日は頑張って朝一番の10時の回に参加。
 きっと数人(もしかしたら自分らだけ)しかいないんじゃないかと
 高を括っていたのですが、とんでもない。
 見事に50人からの人数が集まりました。


蒸留ポット
 「ポットスチル」がたくさん並んでますねー。

 ポットスチルとゆうのは、蒸留するための釜です。
 普通は1種類のポットしか使わないらしいのですが、
 ここ山崎では、いろいろな種類のポットを使って
 さまざまな個性を持った複数の種類の原酒を造っているのだとか。
 世界的にも非常にユニークな蒸留所として知られているそうです。




ちゃらららーん。

さてここで、せっかくなのでウィスキーが出来るまでの流れを少しお勉強してみましょー。



まず原料となるのは、大麦でございます。
大麦には「二条大麦」と「六条大麦」がありまして、日本では大麦というと
普通は六条大麦のことを指しますが、ウィスキーに使うのは二条大麦の方です。
六条大麦は、麦茶などに使う方ですね。
二条大麦はビールの原料でもあるので、「ビール麦」とも呼ばれます。

これに水分を与えて発芽させ、さらにそれを乾燥させます。
これがいわゆる『モルト』ってやつですね。

こいつを細かく砕きまして、温水とともに糖化槽に入れて放っておくと、
モルトの中のデンプンがずんどこ糖分に変わっていきます。
いい塩梅まで糖化したら、それを冷却・濾過して透明な麦汁ができます。
飲ませてはもらえませんでしたが、この時点ではとっても甘いらしい!

その麦汁(糖液)をでかい桶(発酵槽)に入れて酵母を加えますと、
酵母の働きで糖がエタノールと二酸化炭素に分解されて、醸造酒ができます。
この時点でアルコール度数は10度以下。
これにホップを加えると、香りや苦味、泡立ちが出てビールになるんですねー。

ウィスキーにするためにはもちろんホップを加えるのではなく、この醸造酒を蒸留いたします。
理科の時間に習ったと思いますが、蒸留ってのは簡単に言えば
液体をいったん蒸発させて、出てきた成分を別々に集めることで
分離したり濃縮したりすることですね。
この工程で使われるのが、上の写真のポットスチルなのでした。
つまり、余計なものを取り去っていくわけです。

ちなみに、1回の蒸留ではアルコール度数が高くならないので、蒸留は2回(または3回)。
そうすると、アルコール度数は70度くらいまで急上昇〜。。

これでできあがるのが、「ニューポット」と呼ばれる蒸留したての若いモルトウィスキー。
色はまだ無色透明です。
ニオイは病院の注射みたいなニオイがします。要はエタノールみたいな。。

ここまで来たら、やっと樽詰めしていきます。


樽倉
 これぞ蒸留所!という感じの写真でしょ〜!?
 なんだかちょっとカッコイーですよね。よね。

 もっとも古い樽(No.0001)は、開設の翌年に樽詰めされた1924年モノ。
 説明のお姉さんが、
 「記念に1樽とってありますが、とても売り物にはできません。
  開ける予定もありません」 と。。



こうして樽で長期間熟成させていると、樽の色が移ってだんだん茶色くなっていくわけです。
(モノによっては、最終工程でカラメルで色付けをしている場合もあります。)

ちなみに、長期熟成の間にウィスキーは樽のわずかな隙間から少しずつ蒸発して
だんだん量が減っていきます。これを昔の人は
「蔵を守る天使が、その分け前として少しずつ樽の中のお酒を飲んでいるんだ」
といったため、その減った分のことを「エンジェルシェア」と呼びます。
その量は、樽が置かれる環境にもよりますが、30年で半分になるとも、50年で半分とも。
…ということは、No.0001の樽はすでに80年以上が経過しているわけですから、
きっともう樽の中にはほとんど原酒は残っていないんでしょうね。。。

というわけで、こういった工程を経て
まろやかで芳醇な、そして美しい琥珀色のウィスキーが熟成されていくわけです。



…と、これで立派なウィスキーが出来上がって商品になるかと思ったら、大間違い。
ここからの最後の一工程が、ウィスキー作りの一番の「勝負ドコロ」となるんです。

全く同じポットスチルで蒸留して抽出したニューポットでも、
詰める樽の種類や中古・新品の違い、熟成期間、別の樽に仕込み直すタイミングなどによって
それぞれ全く違った個性を持つようになります。
これを一つ一つテイスティングして、無数にある原酒の中から
「コレとコレとコレを組み合わせるべし!」
というのを判断して、一定以上の品質を保った『山崎』という商品に仕立てているのが
いわゆる「ブレンダー」と呼ばれる方たちです。

つまり、せっかく樽詰めまでして何年も熟成させても、
原酒の組み合わせに失敗するともうオシャカなわけです。極端に言えば。

まさに職人技ですね。


原酒。
 敷地内の「ウィスキー館」には、
 何千種類もの原酒のサンプルが見事に並べられています。

 これを見ると、いかに樽ごとに違うかがよくわかります。
 ほぼ透明に近い色のものもあれば、ほとんど真っ黒の原酒もあります。

 それにしても、壮観☆




ウィスキーといえば、
英国スコットランドのスコッチウィスキー、アイルランドで作られるアイリッシュウィスキー、
バーボンなどのアメリカンウィスキー、カナダのカナディアンウィスキーなどが代表的ですが、
実は日本のウィスキーは、それらと並んで「世界の五大ウィスキー」に数えられるほどの逸品です。
毎年開催される様々な世界的コンペティションでも、
日本のウィスキーは金賞や最高賞を次々に獲得し、海外で非常に高い評価を受けています。

ところが日本国内では、舶来モノ志向のせいか外国のウィスキーの方が重宝されがち。
正直なところ、あたし自身もウィスキーを飲み始めた頃はそうでした。

こうやって蒸留所を訪れてみて、高い技術力や創意工夫の数々、
そしてなによりもウィスキー作りに注がれたとてつもない情熱を知ったりすると
そんな自分がお恥ずかしくなりますね。

どうもすみませんでした。 (←サントリーだけに『響』…ではない。)


試飲。
 お酒の工場見学に付き物の試飲も、
 時間内であれば飲み放題という太っ腹。
 10年モノと12年モノ、飲み方もストレート・ハイボール・水割りと
 いろいろ贅沢に楽しませていただきました。


 そして飲み足りない人には…


CAFE
 こうやって、ウィスキーが飲めるカフェが用意されているんですね。
 商売上手。。。
 店内では、まだ午前だってゆうのに
 作戦にハマったホロ酔いさんたちが上機嫌で飲んどりました。





山崎蒸留所へは、京都駅からJR「山崎駅」までたった15分、そこから徒歩10分程度です。
意外と近いんですねー。

もし「ありきたりの京都観光には、ちょっと飽きてきたカモ〜」なんてゆう方がおられましたら、
ここで半日くらいゆっくりしてみるのも、素敵な京都の過ごし方かと思います。
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